風のある暮らし

東京から田舎へ。子供と2人でのんびり暮らしています。

移住して一番の悩みの種は今住んでいる家が抱える数々の問題

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 田舎に移住することになったときに、周りから一番聞かれたのはこの質問です。

 

「どんな家に住むの?やっぱり古民家?」

 

 私が今住む家は想像しているような古民家ではない、築30年くらいの”年季の入った古い家”です。

 

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廊下は明るいのですが、部屋には太陽の光はほとんどはいってきません。南向きなのに。昼間でも電気をつけないとかなり暗い状態です。

 

そうはいっても、そんなことは序の口です。というのもいろいろ問題のある家でして。

 

開かずの間になる寸前の部屋

オーナーさんの大量の荷物置き場として使っている部屋が一室あり、他の部屋にもオーナーさんのご両親の思いが残された物がもあったりで、”仮住まい”感がぬぐえません。

 

荷物置き場の部屋はとにかく雑多なものであふれ、そこだけ時間が大昔のまま止まったようです。しかもカビくさい。なのに風通しはよくて、窓を開けると家全体にカビの匂いが充満してしまいます。

 

かといって入口も含め全てを閉め切ってしまう部屋があるのはよくないと言われ、中途半端に入り口のふすまを半分開けている状態です。

 

最初の2か月くらいは中に入って窓を開けたりしていたのですが、冬が近づくにつれ、その部屋には近づかないようになってしまいました。一番奥の部屋なので、半分開いていても視界にも入らないんですよね。

 

そうなるとどんどん近づけなくなり・・・。たぶんこのままでは夏になっても窓を開けに入ることはないまま、また冬を迎えることになると思います。というか、もう足を踏み入れられない気がします。誰かこっそり住んでても分からないかも。

 

本当の開かずの扉

階段下に扉付きの収納スペースがありますが、引っ越してきたときにすでにカビだらけでした。掃除をこころみましたがどうにもできずに挫折して、今では正真正銘の開かずの扉に。

 

かれこれ8カ月ぐらい開けていないので、もう恐ろしくて一生開けることはないと思います。

 

お風呂場に行くのに前を通るので、荷物の部屋のように存在を忘れることができずに毎回微妙な気持ちで足早に通り過ぎています。

 

湿気だらけの家

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ほとんどすべてのふすまがこのようなまだら模様状態です。実際はもっとはっきりくっきりおどろおどろしい感じです。なんだろう?と思っていたら、多量の湿気を含むとこんな状態になってしまうそうです。

 

何よりショックだったのは、子供が使っていたリュックをちゃんと拭かずに廊下の押入れに入れていたら、1カ月もたたないうちに全体的に白いカビがびっしり生えていました。衝撃絵図です。なので、廊下の押入れは常に開けっ放し状態です。

 

台所も湿度がかなり高く、いろんなものが結露で濡れています。もちろんシンク下の収納スペースにも何も入れていません。

 

たくさんある部屋の押入れにもほぼ何も入れていません。とにかく全てカビてしまいそうで入れられないのです。

 

洗面台の下の床が崩落の危機

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水道は問題なく使えているのですが、このありさまです。自分で崩落部分にとりあえずアクリル板をかぶせています。もちろん何も収納していないので、開けることもありません。今回写真を撮るのに久しぶりに開けたのでドキドキしました。

 

動物との共存は相手による

部屋の押入れも開けっぱなしにしたいところですが、部屋の全ての押入れの天井の板が少しズレて外れてるんですよね。聞くところによると、以前はねずみが住みついていて、天井裏に薬を置いていたというのです。

 

今のところ私はねずみに出くわしたことも、それらしき音も聞いたことがないので、完全に駆除されているようです。でもやっぱり怖くて、万が一に備えて押入れは閉め切っています。ねずみとは一緒に暮らしたくありません。

 

間取りが使いづらい

1階2階と合わせて5DKですが、オーナーさんの荷物の部屋などもあり、実際使っているのは3DKになります。

 

DKで食事をしているのですが、他の部屋とは全くつながりがなく、完全に隔離されています。DKなのでさほど広くもなく、食事の用意をして食事をするだけの部屋になっています。DKと和室とつながってるとかならよかったんですけどね。

 

家中隙間だらけ

きちんと閉まらない窓もいくつかあります。隙間テープを貼ってはいますが、窓が大量にあるので、追いついていません。

 

虫も入りたい放題、冷気も入りたい放題。この冬の大寒波では、家の中で氷点下の日々でした。

 

見て見ぬふり

東京にいたころは狭いボロい賃貸アパート暮らしでしたが、自分が暮らしやすいよう、居心地がよくなるよう、それなりに愛着をもって手入れをしたりしていました。

  

今住む家は、障子は全て自分で張替え、畳は業者さんに全て張替えてもらい、入居時に比べればだいぶ過ごしやすくはなりました。

 

でも、色々な個所が手のつけようがなく、気づけば見て見ぬふりして過ごしている自分がいます。

 

Iターン移住の現実

Uターンであれば身内や知り合いもたくさんいて、住宅に関しては圧倒的に有利です。田舎ではそういうツテがないとなかなかいい物件には出会えません。間に役所が入っていても、やはり知らない人に貸したくないというのが所有者の方の心情です。

 

なので、Iターンだと、情報収集もままならない状態で”とりあえず移住してみるしかない”というのが現状です。

 

私もこの家は内覧することなく間取りと写真だけで決めて移住してきました。最初から家にこだわりすぎると、いつまでたっても移住できないのである程度は妥協が必要です。

 

とりあえずの住処を確保して、地域になじんでから本当に住みたい住居を整えていくというステップを踏むIターンの方が多いようです。

 

今のところ、悩みの種はこの家だけです。ご近所さん達もいい人ばかりだし、環境もすごくいいし。ずっとこの場所に住みたいけれど、この家からは脱出したいです。