風のある暮らし

東京から見知らぬ田舎へ。更年期の母ひとり、思春期の子ひとり(中学男子)の暮らし。

出会いがないと思いきや、田舎の方が東京よりも意外にある

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男女のロマンスな出会い、という意味ではありません。人と人とのあらゆる出会いです。

 
東京にいたころの私の交友関係といえば、保育園のママ友、小学校のママ友、職場の人、のスリーカテゴリで完結していて、それ以外に出会いようがありませんでした。
 
田舎に移住したら、近所のおじいちゃんおばあちゃんや学校の保護者さんとしか接点がないと思いきや、意外にそうでもないのです。

  

私が住む町では地域活動がとても盛んなので、いろんな場所でいろんな職種のいろんな人たちとの出会いがあります。
 
会社員の人ももちろんいますが、田舎ですから農業、林業、狩猟業の人たち、そこにアート系だったりスピリチュアル系だったり未知の世界の人たちも混ざったりもして、私の出会いのカテゴリの分類がもはやできなくなりました。
 
我が家と同じように移住してきた家族や若者達との交流もあるので、ちょっとした困り事を相談したりすることもできます。
 
でもこれも自分が望めば、の話です。こういった交流をわずらわしいと思うのであれば、最低限の交友関係の中で過ごすことも可能です。
 
地域活動は各活動が定期的に行われているので、行きたい人は行けばいいし行きたくない人は行かなければいいだけです。
 
そこに行けば毎回顔を合わせる人もいれば、新しい出会いもあります。そこからまたさらに新しい出会いにつなげようと思えばできるでしょうが、わざわざ連絡先を交換し合うようなことはしないのでとても気が楽です。
 
移住してきて、ライングループどうのというのは、学校関係も含め一切ありません。本当はあるのに入れてもらってないだけかもしれませんが、むしろそのほうが好都合です。
 
私はいつも積極的にそういった集まりに参加しているわけではなく、気持ちと時間に余裕がある時だけ参加しています。
 
ベッタリした付き合いではなく、その場に行けば会える人たち、という関係性が私にはちょうどいいのです。 
 
子供にとっても、誰かのパパやママではない大人と交流することは、いろんな大人を見ていろんな大人を知る機会にもなります。
 
そして何より、私には教えられない世界を、他の大人たちから子供が教えてもらったりしていることがよくあります。
 
それは、「教えます」「教わります」という学校スタイルの関係とはまた違う、どこか対等でもあるようで、でも人生の先輩でもありといった不思議な感じです。
 
学校の中だけに先生がいるのではなく、いろんな場所に人生の先生がいるような感覚です。
 
つかずはなれず心地良い人間関係がこの場所で築いていけたらいいと思っています。
 
ちなみに男女の出会いもそれなりにあるようです。ロマンスな出会いというより、独身だと周りが放っておかないらしく次から次へとお見合いさせられるようで、当人は大変そうです。
 
私は皆さんが放っておいてくれてるので静かなものです。