風のある暮らし

東京から見知らぬ田舎へ。更年期の母ひとり、思春期の子ひとり(中学男子)の暮らし。

10代で指摘されてた家庭運のなさ。父との絶縁は既定路線(1)

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父と最後に会ったのは子供の春休み。そのときの言い争いから会ってもいないし連絡もとっていません。今はもうスッキリした気分です。

 

孫との約束を反故にする

お互い連絡しあわなかったのではなく、私や子供からは何度も電話しましたが、父から着信拒否されているのか電話も出てもらえず折り返しもありませんでした。

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それでも5月にある子どもの運動会にはさすがに来るだろうとおめでたい私は心のどこかでは思ってたんですよね。

 

私との約束ではなく、孫とじーさんとの間で直接交わした約束なのですから。そこに私と父とのいざこざなど子供には全く関係ないことのはずですから。

 

運動会の日時や場所、その日の予定などは春休みのときにすでに確認しあっていました。

 

運動会の前日14時頃に父が私の家に到着してそのままうちに泊まって、翌朝私と一緒に運動会に行く。運動会終了後は子供と3人で晩御飯を食べに行って父だけそのまま別荘に向かう。というしっかりした予定を立てていたのです。

 

父は必ず予定をスケジュール帳にびっしりと細かく書き込むタイプなので、忘れるとかはあり得ません。

 

でも運動会の前々日になっても前日になってもとうとう父から連絡はありませんでした。当日にひょっこり現われるかもと思いましたが、それもありませんでした。

 

超小規模校なので部外者がいるとものすごく目立つのですぐ分かるし、こっそり見守るような人じゃない(むしろ来てやったアピールが強い)ので見つからないようにというのもあり得ないでしょう。

 

父は孫と交わした約束を何の連絡もよこさずに堂々とブッチしてのけたのです。すげーな、じじい。おかげで私の気持ちはむしろスッキリ。ただ心配なのは子供の心だけ、でした。

 

子供の意外な反応

運動会前後はじーさんのことは私からも子供からも一度も話題になりませんでした。じーさんと子供が運動会の話を最後にしていたのも運動会から2か月前の春休み。子供がこの約束を覚えているのかはたまた敢えて口に出さないのか。

 

子供は、じーさんが電話に出ないのは”忙しいから”だと思っていたし、私と父との間にどういう過去があったかはもちろん全く知りません。

 

あの言い争いのときまでは、私は父の前ではYESマンでしたし何を言われてもいつもニコニコしていましたから私と父の関係は良好に見えていたと思います。

 

それでも私からも言い出せず、子供がどう思っているのかも聞くことができずに6月も終わるころにようやく私から切り出しました。

 

私「そういえばじーちゃんからあれから連絡ないね~」

子「あ、そういえば電話ないまんまだ。」

私「相変わらずずっと忙しいんだろうね~いつも忙しい忙しい言ってたしね。」

子「じーちゃんはお母さんより元気だしね。あ!!!!」

私「なに?!」

子「じーちゃん運動会来てない!!!!」

 

(なんとっ。確信はなかったけれど、これは完全に忘れてたので間違いないな。)

 

私「ほんとだ~草刈りが始まる時期だったから忙しかったんだろうね~」

子「来るって約束したのに~」

私「ね~」

子「元気なのかな~電話してみる!」

 

(うげっ。)

 

トゥルルルルルルル。あら、鳴ってる!着信拒否は解除された模様。

トゥルルルルルルル。でも、出ない!着信拒否と変わらん模様。

 

私「あちこち出張も行ってるし電話出れないんだと思うよ」

子「大変だね~」

 

その後じーさんから折り返しの電話はもちろんありませんでした。どこまでだよ!じーさんよ!

 

ちなみに父が元気にピンピンしているというのは知り合いを通じて聞いているので、父が電話に出られない状況にあるということはありません。

 

意外にも子供がショックを受けている様子はあまりなかったのがせめてもの救いです。そもそも運動会の約束を忘れてたし。初めての学校での運動会で少人数だから出ずっぱりな状態で、幸か不幸かじーさんどころではなかったのかも。

 

子供は哀の感情が表にものすごく出やすい、厳密には家の外ではあまり出さないですが私の前ではいまだにダダ洩れなので我慢しているとか無理しているとかもないと思います。


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ブランド力の低下

言い方は悪いですが、子供にとってあれだけ絶大なブランド力を誇っていたじーさんの価値が下がってる?と思わずにはいられません。

 

そこには複合的な理由があるとは思います。3月から何度電話しても電話に出てもらえないことでコミュケーションが取れなかったこと。子供が4年生になり精神的に成長したことでじーさんを求める気持ちが薄まったこと。一過性のじーさんブームだったのかも。などなど。

 

もともと子供とじーさんは生まれてから定期的に会ってかわいがってもらっていたわけではなく、私の母であるばーちゃんが亡くなってしばらくたってから(子供が5,6歳の頃)1年に1回くらい会うような関係がようやく築けた状態で。

 

年長から小学校にあがる頃というのは子供も扱いやすい年齢にもなり、それまで希薄だったじーさんとの仲が急速に近づいたのと、子供のなかで猛烈なじーさんブームが起こっていた時期なんですよね。

 

身内に一人しかいない”男の人”ということもあって、そのブームはまだまだ続くものだと思っていましたが、父のおかげで意外にもあっさり終わりを迎えたような雰囲気です。

 

とはいえ、それでもここまで電話に出ない、折り返しもない、というのはさすがにじーさんとしてどうなんだと思い、この先もずっと子供の電話に出ないとなるといい加減言い訳のしようもなくなるので父にメールすることにしました。

 

長くなりそうなので、次回に続きます。

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