春休み前に大量の作品やよくわからないものを持ち帰り、ただでさえ物に占領されている和室のテーブルの上にぶちまけた状態で早1週間。
いよいよ我が家恒例の『選別タイム』がやってきました。
子供に物を捨てさせる方法
子供に『これいる?』と聞くと、必ず『いる』 という答えが返ってきて何度『聞かなければよかったーーー』と思ったことか。
そんなこともあり、子供が年少?年中?くらいからは選別システムにしました。子供に”いるもの”と”いらないもの”に分けてもらいます。
いろいろ試しましたが、うちでは紙袋がベストアイテムです。綺麗な箱や段ボールで選別すると、いらないもの率が低くなります。
綺麗な箱だと『とっておきたい』という心理が働くのかも。それに、箱型だと捨てた瞬間に再び視界に入ってしまうから『あ、やっぱり』と”いるものチーム”に移籍されることも。
紙袋だと、一度”いらないものチーム”に入ると視界に入ることもなくなるので未練が残ることもありません。
選別することで捨てる潔さが生まれた
始めた当初は、『どちらの袋にも必ず何か入れてね』と念を押してから私はその場を離れるようにしていました。『それは絶対いらないでしょ・・・』というようなものが、”いるものチーム”に入るのを見てられなかったので。
そうはいっても、最初のころの選別結果はというと、いるもの9:いらないもの1。それでも繰り返し選別させ続けていると、だんだんと”潔さ”のようなものが見えてくるようになりました。


今では、いるもの1:いらないもの9に。大丈夫?大事なものまで捨ててない?と心配になってしまうほど。
いるものチームの中はこれだけ。いかにゴミに囲まれていたか・・・。
やるときは片付けも徹底的に
物でびっしり埋め尽くされていたテーブルもご覧の通り。
ビフォーアフターの写真を載せたかったのですが、ビフォーの写真があまりにも個人情報だだ洩れ状態なのでアフターのみの写真でお許しください。
ぐちゃぐちゃだった棚の上はスッキリと片づけられ、こんなのあったけ?というような置物までちゃっかり飾られていました。
ぐちゃぐちゃだった棚の中もピシっときれいに整頓され見違えるような状態に変身です。
私としては選別だけでよかったのですが、やるとなるととことんやりだすタイプの子供。その代わり、やらなければ全くやらないという両極端さ。
”物を大事に”といいながら、こんなにも”物を捨てる”ということに慣れてしまってもいいのかな?と少し心配にはなります。
ただ、今のところ、買った物に対してではなく、ためこんだプリント類や自分が作った作品がほとんどなので、それを手放すという感覚もやはり必要だと考えています。
選別はできるようになりましたが、この素晴らしく綺麗な状態も1週間もてばいい方でしょう。1か月後にはきっとデジャヴのような光景が待っていると思われます。
※春休みで連日お友達が泊りに来ていて、更新が滞り気味です。できる範囲でアップしていこうと思いますので、よろしくお願いします!