風のある暮らし

東京から田舎へ。子供と2人でのんびり暮らしています。

40代で初めて車の免許をとりに教習所へ(5)路上初日の試練

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永遠にこなければいいと思っていた路上教習。仮免に合格したとはいえ、こんなへなちょこドライバーを公道に放っていいものなのでしょうか。いや、まだ早いって。まだ無理だって。まだ所内だって。

 

こんな運転スキルの私を路上に出すなんて教習所もどうかしてる。免許取る前に事故を起こしちゃったらどうしよう。加害者になったらどうしよう。

 

運転する本当の怖さを知る 

思わず「教習 路上 事故」で検索してしまう私。

 

「大丈夫だって!教官が隣に乗ってるんだから。危ない時はブレーキかけてくれるから。」と勇気づけてくれる先輩。

 

「でもでもでも!ブレーキ間に合わない時だってありますよね?私がグイってハンドル操作を誤って一瞬で激突したらブレーキとか踏む余裕ないですよね?絶対ってないですよね?」

 

「グイってさぁ・・・」若干あきれ気味の先輩。

 

私が路上で運転するということは、教官の命とさらに周りの命を危険にさらすということ。第一段階の技能とは全く違う恐怖が一気に私を襲いました。

 

ようやく所内で恐怖心なく運転できるようになったと思ったら、またもや振り出しに。運転するという本当の意味での怖さと責任の重さを初めて明確に感じました。

 

大丈夫!責任重大だからこそしっかり運転しないと!安全運転すればいいんだよ!何度もくじけそうになりながらここまでこれたじゃない!ここで免許が取れなかったら移住できないんだよ!やるしかないよ!がんばれ!

 

どこか懐かしい昭和なスポ根ドラマのような喝を入れる私。とにかく教本で予習しよう。恐怖の分だけ何度も教本で路上での注意点を確認しました。

 

獅子の子落とし

そしていよいよ初めての路上の日。主要道路までは教官が運転して、途中で私と交代です。

 

「私の指示通りに走ればいいですから。」私よりも若いお兄さん教官が言いました。

 

 安全確認をしてウインカーを出して、いよいよ発進です。走り出してすぐにお兄さん教官がサラリと信じられないことを言いました。

 

「じゃ、このまま行くと環〇だから合流しましょう。環〇入ったら60km出し下さいね。そうじゃないと逆に危険ですから。」

 

え?はい?今なんと?いきなり環〇行っちゃうの?!教習生に優しい公道とかじゃないの?!60kmって、所内でマックスで40kmしか出したことないのに?いやいや、その前に合流できんの?

 

頭が真っ白になる私。あっという間に合流ポイントです。

 

環〇は大量の車がいつもビュンビュン行き交っています。つい先週まで同じ教習生の車しかいなかった所内でプップーと走らせるのとはわけが違います。

 

入るタイミングなんて全く分かんない。

 

「あの、無理です!」叫ぶ私。

 

「あの車が行ったあとすぐ入って!」叫ぶ教官。

 

もたもた。

 

「できません!」半泣きで叫ぶ私。

 

結局、合流する車線の手前の信号が赤になったところで、ようやく合流することができました。

 

よほど私の顔から生気が失われていたのでしょう。教官が優しく勇気づけてくれました。

 

「今日は初めてですもんね。路上は毎回この環〇で練習するので、そのうち慣れますよ。卒業検定もこの環〇になりますしね。」

 

勇気づけられてるような追い込まれてるような。毎回環〇なんだ・・・。卒業検定も環〇なんだ・・・。東京の教習所ってすごいな・・・。

 

まさに「獅子の子落とし(ししのこおとし)」そのもの。わが子(教習生)に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てることができるという指導方針。

 

なるほど。そう思うと、ここで免許が取れれば、きっとどこででも運転できるだろうと思えます。 

 

次回はスムーズに合流できるよう、合流のタイミング、ドアミラーに映る後続車との実際の車間距離などをYoutubeで確認してイメージトレーニングしました。

 

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