花粉日和な毎日が続いていますね。そんな週末は、大人しくおうちでおいしいランチでものんびり作りしましょ~というわけで、子供と一緒におから入り米粉パンケーキを作ることに。
参考本
レシピのベースは白崎裕子さんのレシピ本『白崎茶会のあたらしいおやつ』から。
元レシピは『バナナの米粉パンケーキ』です。え?バナナ?おからじゃなくて?
そうなんですよね。どうしてもおからの米粉パンケーキを作ってみたくて、このレシピならバナナを生おからに代えられるかもと勝手にアレンジしてみました。チャレンジ精神だけは旺盛なのです。
結果、他の材料の分量や火加減も変わりましたが、作り方のベースは白崎さんのパンケーキを参考にしています。
材料
A ・米粉ー240g
・片栗粉ー60g
・ベーキングパウダー小さじ3 ※アルミニウムや第一リン酸カルシウム不使用の安心素材の「こだわりのベーキングパウダー」を使用しています。
B ・生おからー150g
・豆乳ー400g
・てんさい糖ー大さじ2
・塩ー小さじ1
なたね油ー大さじ3
作り方
① ボウルにBを全て加えてよく混ぜます。
明らかに器の大きさをミスってヤバイことになってます。ボウルと書いておきながら、ボウルのない我が家。
② ①になたね油を入れて、よーく混ぜます。


左:ビフォアー 右:アフター
本当は泡だて器で一気に攪拌するところですが、こんなたっぷりな状態では惨事になるしかないので、スプーンでぐるぐる。それでもなんとか綺麗に乳化したようです。
③ 別の大きなボウルにAを入れて混ぜ、②を入れてなめらかになるまで混ぜます。


こっちもギリギリ!そして汚い!
④ ラップをして冷蔵庫で20分寝かせます。(生地がなじんで綺麗に焼けるそうです)
⑤ フライパンを温め、火を止めて油(分量外)をひき、生地を流し込んで弱火にかけます。
ぼってり~。
おからが入ってるので蒸す意味も含めてすぐに蓋をしました。パンケーキによくある、泡がフツフツも全くしてきません。大丈夫でしょうか?!5分後ぐらいでひっくり返してみました。
あら!いい感じ!
また蓋をして5分ほど焼いたらできあがり。
ついでにおやつの分も。おやつ分は贅沢にドライフルーツとナッツをちりばめてみました。なんだか分厚くなってしまったので、こちらは片面10分ずつくらいじっくりゆっくり弱火で焼きました。
できあがりです。


感想
見た目は蒸しケーキみたいです。どちらにもメープルシロップをかけていただきました。すごくおいしくて、コーヒーによく合います。
生おからだとパサつきそうなんですが、米粉のおかげで全くボソボソにならずにしっとりです。ふんわりではないんだけど、どっしり重くもなく、新しいパンケーキという感じです。
子どもも見事な食いつきっぷりで、ランチ用の大き目なパンケーキ3枚はあっという間になくなりました。おやつ用の写真にある1枚を合わせた4枚分、2人で綺麗に完食しました。これははまりそうな予感がします。
外で風にあたりながら食べられるともっといいんですが、花粉だらけの今はできないのが残念です。
花粉症との闘い
花粉症を悪化させる食材は、脂肪の多いお肉など色々ありますが、小麦粉に含まれるグルテンもそのひとつだと言われています。
でも小麦粉が悪いんじゃなくて、品種改良をされ続けてきた現代の小麦粉や輸入小麦に使われているポストハーベストが原因とも言われてますよね。
こういうのもいろんな意見があるけど、どうとらえるかは各家庭それぞれ。うちでは小麦粉は麺類含めて国産のものを使うようにしていますが、花粉の時期だけはそれらもなるべく控えて米粉を使うようにしています。
少しでも楽に過ごせるなら可能性のあるものはなるべく排除して、というようなワラをもつかむ気持ちです。だってほんとに辛いんですもの。
今年はすっかり花粉のことを忘れて杉の木の下で小麦粉で作ったパンを食べちゃいましたが・・・
鼻がズビズビしててもおいしいパンをいただいたらやっぱり食べてしまいますけどね…市販のクッキーとか食べることもあるし…あまりストイックになりすぎてもストレスになるだけなので、あくまで「控えめに」です。
まとめ
この時期はアレルゲンとなる食材はなるべく積極的にはとらずに、よりアレルゲンの心配のない食材でおいしくストレスなく食事するのが理想です。