移住してすぐの頃の子供の「学校行きたくない」の前に小1の頃のことから書くことにしました。私の対応もそれはま~無茶苦茶だったもんで…思った以上に大変だったぜ小学1年生シリーズですね。
今では学校大好き小4男子のうちの子供だけど、小1になりたての頃はすんなりスムーズに学校生活を送ることができなくて色々大変でした。
違う意味での小1の壁
東京の小学校のわりには1クラス30人弱というこじんまりした規模の学校だったことに加え、クラスには同じ保育園からのお友達が5人くらいいるし、子供もすぐに慣れるだろうと思っていた小1の春。
その楽観的な私の考えは1か月もたたないうちに打ち砕かれることに。大好きだった園の卒園式では泣かなかった子供が夜のお風呂でワンワン泣くようになってしまい母は困惑するばかりで。
「保育園に戻りたい~涙」
「保育園のお友達がいい~涙」
「保育園の先生がいい~涙」
「学校行きたくない~涙」
わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーん!!!!
何を言っても全然だめだからとにかく泣くだけ泣かせて湯舟に入って落ち着かせるっていう毎日。
1週間ぐらいそんな日が続いてようやく泣くこともなくなったと思ったら、やってきた朝の「おなか痛い…」。えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…
最初の最初は普通に体調不良だと思って学校を休ませたんだけど、休みだと分かった途端、あれ?なんか元気じゃね?つか元気はつらつだよね?お昼もしっかり食べてるよね?
で、翌朝もまたその翌朝も「おなか痛い…」。でも熱はない。病院で検査してもなんの異常もない。土日におなかは痛くならない。学校に行けば給食だってしっかり食べてくる。なんでだ?何が原因?メンタル?これメンタルだよね?
保育園に戻りたいってのは分かってるとして、学校で他に嫌なことは?色々聞いていくなかで子供が唯一明確に答えられたのがこれ。
「牛乳飲むとおなかがもっと痛くなる。学校の牛乳は変な味がする。でも残しちゃいけないから頑張る。」
子供は牛乳アレルギーはないんだけど苦手で家では全く飲まない。でも保育園でも牛乳は出てて、それは味が小学校のとは違ってそこそこおいしくて飲めてたらしい。そっかそっか、牛乳か~
木登り中。子供の頭はど~こだ~
私の失敗
ここからがね、私の対応の間違いの始まりだったんですよね。おなかが痛くなる原因は場所見知り人見知りの上での牛乳を飲まないといけないっていうプレッシャーが重なってのことだと決定づけてしまったこと。
そして子供の心配をしつつも自分の会社の出勤状況の方を心配していたこと。会社をそんなに休むわけにはいかない。本当に熱や病気の時のために休むのはとっておきたい。だから学校に行ってもらわないと困る。
そう。たぶん焦ってたんですよね。想定外の事態に。おなかが痛いという子供とちゃんと向き合ってるつもりで全然ちゃんと見えてなかった。
”早急に” 原因を解明して、”早急に” 原因を取り除いて、”早急に” 学校になんなく行ってもらわないと。私の仕事のために。
それにこの頃は、小学校は ”絶対に行かなければいけない” ”行くのが当然” ”行かない選択肢など存在しない” と思っていたんですよね。
子供のためのようでいて、実は自分のために問題を解決しようとしてたから対応を誤り続けることになります。
続きます。