男の子が子供の頃に好きなタイプの女の子って、やっぱり大人になっても変わらないままなのでしょうか。なんて。昨日までドロドロした記事書いておいて、突然なに乙女ちっくな気持ち悪いこと言ってんでしょう私。って感じですが。
子供からダメ出し
先日、子供と町まで買い物に行きました。私がベンチに足を組んで座っていると、私の前に立っていた子供がこんなことを。
「足組んでるとかわいくないからやめなよ。」
・・・・・・・・・・・へっ?!
思わず「はい」と足を戻して姿勢を正した私。子供にとって足を組む女はかわいくないのか。・・・え?なんで?!
私「なんで足組んでるのがかわいくないの?」
子「だってお母さんは女の子でしょ。だから足組んじゃだめだよ。おじさんみたいじゃん。」
・・・・・・・・・・・。とりあえず周りに聞かれていないか確認。私が”女の子”なのもアウトだし、おじさんがいてもアウトなので。
私「足組むのっておじさんなの?」
子「そうだよ!たばこ吸ってるおじさんみたいだからやめて~ほんとにおじさんみたいになっちゃうから。」
おじさんを連呼してるけど、私がおじさんに見えるんじゃなくて、足を組んでるとおじさんっぽくて嫌ってことだよね?そうだよね?そうだと言って。
私「・・・。私っておじさんに見えるの?」
子「ち、違うよ!女の子だよ!だからおじさんみたいに足組まない方がいいよってこと。」
私「ふ、ふ~ん。・・・じゃあ男の人は?」
子「男の人はかっこいいから足組んでもいいと思う。」
私「えー!なにそれー!!そんなの変だー!!男の人はよくて女の人はだめなんてなんかやだー!!」
ここで電話がかかってきてしまいました。その後買い物したりで話を戻すのをすっかり忘れてしまい、話が中途半端なまま終わってしまいました。
育て方は関係なかった
子供がこんな風に考えていることに、かなり驚きました。なぜなら、子供はジェンダーレスっぽい側面があるので、”男の子はこうあるべき””女の子はこうあるべき”というような話も対応も私はしたことが一度もないのです。
男も女も関係ないよ。あなたはあなたなんだから、あなたが思う通りにしてOK!と本気で思っているし、そう伝えてきたつもりです。
なのに!!
足組む女はかわいくなくて、足組む男はかっこいいって!!なんだそれ!!男はたばこOKだけど女はたばこNG、っていう昭和な感覚と一緒じゃない?いや、それよりももっと幻想を抱いてるよね、女にも男にも。
しかも。”女の子”と子供が言ってる当の私はというと。
着ている服もだいたい作業服みたいなのばかりで、化粧は紫外線対策のファンデのみで、髪はセルフカット。どう見ても女子力低め。というか限りなくゼロ近い。
そんな環境でなぜそういう考えになったのか謎です。いや、だからこその指摘?これ以上女子力マイナスにならないように?本当はお洒落でかわいいお母さんを望んでるのかしら・・・。
あとは学校やお友達の影響も大きかったりするのかな。うーん。小4男子ってこんなもんなのでしょうか。幻想を抱きがちなお年頃なのかしら。
新緑がまぶしい
好きなタイプは変わらない?
足組む男はかっこいい、というのも”自分は足組んでいい”なのか、”そういう男の子に憧れる”なのかでだいぶニュアンスは変わってきますが・・・そこはまぁいいとして。
子供が女の子を好きになったとしても男の子を好きになったとしても、結構タイプにうるさかったりして。実は面倒くさい男子?とちょっと思ってしまった母でした。
将来、足を組まないかわいい女の子を連れてくるのか、足を組むかっこいい男の子を連れてくるのか。はたまた正反対のタイプを連れてくるのか。
どちらにしても。その時には今回の出来事を子供にきっと言ってしまうと思います。
「あなたが9歳のときはこんなこと言ってたよねぇ。うふふふふ。」(嫌な母親全開な感じで。)
どんなタイプの人を連れてくるのか楽しみです。(それを言いたいがために、一度でいいから連れてきてほしい。)