風のある暮らし

東京から見知らぬ田舎へ。更年期の母ひとり、思春期の子ひとり(中学男子)の暮らし。

何もしないスキンケア。クレンジングも化粧水も乳液もいらない

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何の疑いもなくケミカル化粧品を使っていた20代。オーガニック化粧品に目覚めた30代。そして40代の今、私にとっての究極のスキンケアは何もしないこと、に行きつきました。いわゆる、肌断食というスタイルでしょうか。

 

オーガニック化粧品を使い続けていたことで肌状態はかなりよくなっていたのですが、あごに吹き出物が度々できることも。

 

スキンケアを何もしなくなってからは、吹き出物に悩まされることもなくなり、肌はいつもサラサラの状態です。

 

肌トラブルだらけでボロボロだった20代のころの肌に比べると、40代の今の方が肌の保水力や自然治癒力は格段にあがったことは実感します。

 

突然すべてをやめたわけではありません。1年以上前から、クレンジングを手放し、クリームを手放し、化粧水を手放し、そうやってひとつずつ手放していって、最終的に何もすることがなくなったという感じです。

 

スキンケアのラインナップとしてはこれ以上削るものはないと思っていましたが、効果自体にも、化粧品にかかるお金にも、次第に疑問がわいてきたのです。

 

「クレンジングっている?」
「化粧水ってなんで必要?」
「化粧品にかかるお金ってこの先もずっといるの?」

 

そのアイテムが今の私にとって本当に必要不可欠なものかをよく考えてみました。そのアイテムが私の肌にとって必要だという理由に根拠を見出すことができなければ、いさぎよく手放すことに。

 

当たり前に使っていたものをいらないと判断するのは勇気がいりますが、すがすがしくもあります。

 

毎日のスキンケアの手間も、買うということに対する時間もお金もいらなくなるんだという解放感は今でも忘れません。

 

今の私の肌のお手入れはこんな感じです。

 

・夜のお手入れ

ファンデなしの場合→お湯で洗って何もつけずに終了。

ファンデありの場合→マジックソープで3秒くらい軽く洗顔して終了。

 

・朝のお手入れ

お湯で軽く洗って何もつけずに終了。夏は毎朝洗いますが、冬の朝は洗わないことも。体は夜洗って朝は洗わないわけですから・・

 

・ものすごく乾燥したときの緊急措置

今では乾燥することもないですが、すべてのスキンケアをやめてすぐのときは部分的に乾燥が気になることも。そんなときは、ホホバオイルを乾燥部分にちょこっと塗るだけで大丈夫でした。

 

スキンケアは何もしなくても、紫外線対策はやっぱりした方がいいと思っています。肌の力を最大限引き出すためには、昨今の紫外線はそれなりに遮断が必要です。

 

一時は顔に日焼け止めもファンデも塗らずにすっぴんで会社にも行っていましたが、紫外線が直に肌にあたる感覚が本能レベルで「UV対策」の必要性を感じました。

 

最初は紫外線吸収剤を使用しないUVローションを使っていましたが、顔がテカるのと毛穴に入り込む感がいなめず、オーガニックのUVパウダーファンデに変更。

 

以来ずっとこのスタイルが定着しています。

 

スキンケアの方法はひとつではなく、この方法が万人に合うとは思っていません。

 

その人の肌質、環境、食べ物、年齢、生活習慣などなど、複合的な関わりでその人にとってのベストなスキンケアが変わってきます。

 

私は色んな段階を経て、何もしないスキンケアが今の自分の肌にとってベストな状態だと実感しています。

 

トラブルが増えるたびにアイテムを増やすのではなく、減らすという選択もあるということを知った40代でした。