今朝、連日の雨で池のようになっている庭を見て嫌な予感が。すぐさま1Fの和室をのぞいてみると…うわっ予感的中!よーく見ると青いカビが畳のところどことにコンニチワ!があぁぁん!
酢を使った畳のカビの除去方法
いや、違うってば。カビじゃないってば。見なかったことにしよ~。というわけにはいきません。これ以上広がる前に阻止せねば!”酢”を使って畳のカビ除去にすぐさま取りかかることに。
① お酢を10倍の水で薄めます。
② 酢水に雑巾を浸し、固く絞って畳の目に沿って丁寧に拭きます。
③ ②の工程をもう一度繰り返して畳全体を拭きます。
④ 乾拭きをします。
⑤ 扇風機などで畳をよく乾かします。
⑥ 掃除機をかけます。
拭き取り直後は部屋中に漂うお酢臭に身も心も奪われるので苦手な方はご注意を。最終的にはお酢の匂いは全くしなくなるそうです(そりゃ酸っぱい家とかやだわ)。
お酢は除菌効果もあって酸性だから畳にも優しいし、子供が畳の上でゴロゴロすることを考えると他の薬剤を使用するよりも圧倒的に安心で安全です。家に置いてある確率も高いですしね。
消毒用アルコールを使ったカビの除去方法
今回は酢を使用しましたが、消毒用アルコールでもカビの除去ができるそうなのでついでに簡単にご紹介しておきます。
① 消毒用アルコールを霧吹きに入れて、畳全体に吹きかけて10分ほど放置します。
② タワシや歯ブラシで畳の目に沿ってカビを掻き出します。
③ 畳の目に沿って丁寧に掃除機をかけます。
④ 消毒用アルコールを雑巾に含ませて畳全体を拭きます。
⑤ 乾拭きして作業完了です。
今回の酢と消毒用アルコールを使用したカビの除去方法は、去年畳の張替えをしたときに畳屋さんに教えてもらった方法になります。
印象としてはお酢はカビ発生初期段階に有効で、消毒用アルコールはもう少しひどくなった段階かな。
もっとひどい状態(畳の目に入り込んでいるような黒カビのヤバイやつ)になるとこの方法では対処できないので畳屋にご一報をとのことです。
カビが発生した理由
新しい畳は1年くらいはカビが発生しやすいんだとか。新しい井草は吸湿性が高くて限界を超えてしまいやすいので特に注意が必要ですよ、と聞いていたのにこのザマ。
1年間カビが生えなかったので、油断しちゃって…2年は注意すべきだったようです。
カビ除去後の和室。雨とはいえ正午でこの暗さ。奥なんてもはや漆黒。
晴れている日は窓を全面開けて風を通していますが、ここ最近の雨でずっと窓は閉め切ったまま。障子もふすまも開け放ってるとはいえ、風は全く通らない状態に。
室内が20℃以上の温度と75%以上の湿度になると、カビが繁殖する条件となるそうです。ただでさえ我が家は湿度が高いので、あっという間に条件クリア~。
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ほとんど使っていない奥の和室(写真)の方がカビが多く、手前の子供が頻繁に出入りする和室は隅っこだけちょこちょこっとカビが生えているだけでした。
奥の和室は掃除機をかける以外あまり足を踏み入れないので新しい畳のままの状態なのでカビが発生しやすいのかも。
手前の和室は子供が足でカビを拭き取り掃除していたりして…ワハハハ!…笑えん…ゴロゴロもしてたから体とか顔とか頭とかでも…オーノー…
去年雨続きの時に24時間ずっと扇風機をまわしていたらカビは発生しなかったので、扇風機を回すだけでカビの発生率は格段に抑えられるということです。
今回も私がすぐに扇風機を回してさえいればカビ発生はまぬがれていたはず。そろそろ1Fの畳の部屋の扇風機を回さないとな~と思いながらも放置してしまったんですよね…ただポチってすればいいだけだったのに…
畳屋さんのこぼれネタ
ほとんどの人は知っているかと思いますが、雨が降ったらすぐに窓は全部閉め切りできるだけ湿気を室内に入れないことが畳はもちろん家にとって大事なことだそうです。
よくおじいちゃんおばあちゃんとか雨の日でも”換気が必要”と言って少しだけ窓を開けてたりしますが、それは室内に湿気をわざわざ入れることになり絶対やってはいけないそうですよ。
本当はフローリングが好きだけど
今の家はダイニング以外は全室が畳になります。畳は1室くらいで充分なんだけど古い家なので仕方ありません。
カビが生えるとダニも心配ですが、今は畳とうまく付き合っていくしかないですね。もうカビ取りはしたくない…でも酢は補充しておこう…